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2011/08/29(Mon)

ペラ桁。

質問を頂きましたので。
参考になればと思います。

こうなってます。
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根元から60mmまでジュラルミンスリーブが入ります。入るところはテーパカーボン桁なので、ストレート加工をしています。桁根元の直径は14mm,肉厚2mmです。スリーブは外径18mmで、肉厚2mmです。
カーボン桁は細い方だと思います。
この辺はいろいろな考え方があると思います。

→桁径小 メリット:翼型をあまりいじらなくていいので効率の低下をある程度押さえられる。
          ハブ周りがコンパクトになるのである程度軽く作れる。
      デメリット:桁の重量が。

→桁径大 メリット:軽い 
      デメリット:桁が入るように翼型をいじる必要あり。効率の低下を招く。
           ハブ周りが大きくなる。金属パーツの場合、設計を工夫しないと重量の増加を招く。
           (ペラ桁の重量増加とのトレードオフ)

今回は前者の桁径小の方が良いかなと思いまして。
もっと細かいデータ(積層構成とか)が必要でしたらメールかコメント欄で連絡ください。

by KORO
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2011/08/21(Sun)

飛行データなど。

様々な方の協力のもと、ドボン会は第34回プロペラ機タイムトライアル部門にて
優勝(タイム:2’08”63)
することが出来ました。ありがとうございます!!
今後の方針は未定ですが、裏掲示板では着々と計画をネリネリしていますので、ご期待ください。
あと、来週末に行われる交流飛行会に参加(見学)予定です。
何か知りたいor見たいことがあればコメント欄にでもお願いします。

主翼の守り神「なまけたろう」様、うまく映っていましたね!
プラットホーム上でははっきり確認できました。
オンボードカメラではパイロットの首の左側にチラチラw
録画されている方は、ぜひ巻き戻して探してみてください。

舵の動きも望遠でよく見えて良かったです。その分フェアリングの粗が目立って・・・

それはさておき、機体に積んでいたGPSデータを貼っておきます。

gps.jpg

結構奇麗なコース取りですね。旋回半径70mほどでしょうか。
機速は正確には不明ですが、タイムから考えると設計値通り平均9m/sくらいであると思われます。
最大速度は発進後90~100秒後に対地12.9m/sをマークしています。旋回が終了したくらいであると考えられます。恐らく、高度分+追い風で加速したのでしょう。
ケイデンスはアベレージ90rpmほどで、ピーク113(発進時)、旋回中は83まで徐々に低下しています。
その後、96前後で姿勢回復しゴールまで~93でした。

そして、問題の着水ですが、対地12.5m/s(45km/h)で突っ込んでいます・・・。
ゴールから着水までは4秒ほどかかっていますが、ちょっと気になるところですね。
”幸い”パイロットは無傷でしたが。
ルールとはいえ、フレームの損傷も激しいので、再考すべきかと思います。

当たり障りがあるかもしれませんが・・・
一応写真を一枚だけ載せておきます。

メインパイプのコクピットパイプ接合部付近。
メインパイプに刺さるスタイロ。
mainp.jpg


by KORO
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2011/08/18(Thu)

明日放送。

明日19日、19:00~日テレ系列で鳥人間コンテスト放送です。
このブログを読んでいただいている方にお知らせするのもあまり意味はありませんがw

ここだけの話。

主翼の守り神が後部座席に搭乗しております。
↓ブログの写真にもちょくちょく見切れていると思います。

SANY0560.jpg

パイロットの後頭部辺りに注目してください。
オンボードカメラに映っているかも?!

ハードランディングでフレームがバラバラになりましたが、琵琶湖から無事生還しました。
どぼん会がどれくらい放送されるかは分かりませんが、ぜひ探してみてくださいw



http://soaringcafe.com/2011/01/concordia-supersegler/
ふむふむ。


by KORO
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2011/08/11(Thu)

別冊 ペラハブ論。

ペラハブとはプロペラ2枚を固定して、ドライブシャフトに接続するパーツのことです。
チームによって呼び方は様々かもしれないですが。

今回のペラハブは、どぼん会のなかでも恐らく一番長い時間をかけて議論されたパーツではないかと思います。
他チームのも大いに参考にしてw
特に東北大さんやFさん(-゜3゜)ノ
たかがペラハブ。されどペラハブ。
奥が深いです。

で、紆余曲折してたどり着いた完成形がこれ↓

ペラハブ
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ペラスリーブ
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ドライブシャフト先端
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シンプルです。個人的にシンプルな構造が好きなので。

目標は「シンプルな物だけど、よく見ると工夫が凝らされている。」

個人的見解ですが、複雑な物はいくらでも考えられると思います。しかし、実際は部品点数が増えると信頼性の低下や製造に支障をきたします。
すなわち、設計者が頭を使うべきところは
「如何に簡単かつシンプルな構造で目的を達成するか」
と考えています。もちろん加工工程も考えて。
ペラハブで考えられる拘束条件はいろいろありますがざっくり挙げると

1、ペラが回転せずに固定できること(ピッチは勿論変更できるような構造)
2、ペラが抜けない安全性
3、ドライブシャフトからのトルクを確実に伝える
4、ペラやドライブシャフトへの取り付けの簡便さ&緩まない&取り付け精度の確保の共存
5、重量

こんなもんでしょうか。
で、それが上のペラハブに詰め込まれています。
1はクランプ方式で接触面積を増やし回らないようになっています。ペラ側のスリーブと同じ材料なので尚更です。もちろん精度は必須ですが。片側で締め付けているのは軽量化+簡便化+強度確保的な感じです。それだけではないですが。後からのピッチ調整も簡単に出来ます。
2はペラスリーブのスリットを入れることで脱落防止を実現しています。
3はいろいろな方法があると思いますが・・・加工のしやすさ(すなわち加工精度の向上→耐久性の向上につながります)とかもろもろを鑑みた結果ペラハブのアウターをドライブシャフトのスリットにはめ合わせるようにしています。
4、ペラはネジ1本の締め付けで固定しています。
ペラハブとドライブシャフトはナットで固定しています。ドライブシャフトからスタッドボルトを生やしています。各チームいろいろな方法で固定しているかと思いますが、ネジで締め付けるチームが多いように感じます。でも、軸精度がいるペラハブにそれは微妙な選択ではと。確かにはめ合いで取り付け精度を出しているチームが多いと思いますが、取り付けの際に一人での取り付けは難しいですし、取り付け位置での固定も面倒です。加工も大変です。ネジの場合、ドライブシャフト側にタップを切らないといけません。ほとんどの場合ジュラルミンだと思いますが、繰り返し取り外す場所にはナンセンスです。なおかつ緩むと位置決めのなにかしの摩耗を招きます。スプリングワッシャを使用しても脈動するパーツだと簡単に緩みます。
実際、車のホイール然り、船外機のスクリュー然り、ほとんどナット止めです。
スタッドボルトにすると、位置決めも簡単ですし、取り付けも簡単で1人でできます。ナット止めなのでいろいろなナットを選べます。すなわち、ロックナットやナイロンナットで緩まないように止められます。スタッドは高強度ボルトなので繰り返しの締め付けもある程度OKです。その辺に売っている規格外ボルトとは質が違います。
5は上記の必要条件を満たした上で強度と加工の許す限り肉抜いてます。

個人的見解なので賛否両論あるかと思いますが、参考になればと思います。
そもそも、今回のペラハブが一番シンプルかつスマートであるとは思っていません。もっと良い方法があるような気がします。
自分もまだまだ勉強中です・・・。
設計は実に奥が深い。

by KORO
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2011/08/11(Thu)

翼の作り方。

第3弾は「翼」です。

翼の作り方はほとんどセオリー通りな感じです。見た目は特に。
各パーツの材料と特徴?を以下に列挙します。

リブ:スタイロフォームB2 トラス肉抜き。7~8mm厚。
外皮:スタイロフォームB2 3次元カット。フルプランク。
後縁材:ハードバルサ1mm厚(木村バルサ)

な感じです。
各パーツの作り方や使用材料の説明に行く前に、恐らく忘れられがちで最も重要なことを。

0、水平台について
これはとっても大事です。言うまでもないかもしれませんが、水平台が水平でないと、どれだけ丁寧に時間をかけて作っても、飛行機は真っ直ぐ飛びません。もちろん、各チーム翼の作り方は様々だと思いますが、水平台にジグを置いて作るなら水平台に力を入れた方が良いです。今回ドボン会が第1回テストフライトから翼のバランス調整無しに大利根を飛びきることが出来たのも、水平台が水平であったからだと確信しています。
とりあえず、水平台は下の写真です。
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まあ、大きな特徴は無いですが、4.2mのパイン集成材*2から構成されてます。木材でないほうがいいですが、お金、時間、設置場所等々によりこうなりました。
あと、下側。
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ネジ付きの足で高さの微調整しています。結局作業平面が平らであれば良いと思います。
肝心の調整ですが、ドボン会は「水もり管」を用いて水平台の水平出しを行っています。木桁を使用しているチームの方は馴染みがあるかもしれません。個人的見解ですが、今回の最大の功労者はこの水もり管であると思います。
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ペットボトルとシリコンチューブ、使い古したボールペンの筒から構成されてます。見た目はチープですがw
性能はピカイチです。電子水もり管なるものも試しましたが、全然だめです。自作の方が良いです。
一般的な水平出し方法?かは分かりませんが、下のような水準器を使っているところも多いかと思います。
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しかし、よほど大きな水準器や高精度のものでない限り性能は微妙です。角度精度が0.1°とかいろいろあると思います、が、1mでどれだけ位置の誤差が出て4mで・・・と計算すると悩ましいです。まして、上面の板に木材を使っていると考えると・・・。
それに対して水もり管は距離が離れてもほとんど誤差が出ません。使う人に依存はしますが0.1mm以内の誤差で調整も出来ます。これはオススメです。
水平出しの作業は翼一つを作る度に行いました。といってもそんなにずれる物ではないので確認程度ですが。
水平台についてはこれくらいにしておきます。水平出しの方法など詳しく知りたい方がいましたらコメント欄にでも。

1、リブの作り方。
リブを作る前に、リブ厚のスタイロシートをスタイロのブロックからスライスします。今回使用したスタイロフォームはダウ化工株式会社様よりご支援頂きました。
・スタイロフォームB21820*910*100をリブ、外皮に用いています。
・7~8mm厚(目標値7.5mm)にスライス

スライスはCNCを用いています。実は今回使用しているCNCは3軸フライスと4軸ワイヤカットに変形できるのです。
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他の作業をしているう間にスライスは終わっていますw
このスライスしたシートを材料としてリブを切り出して行きます。
まず、リブの3Dデータを作って、ツールパスを作って切り出します。
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そのあと、1mm厚バルサより切り出した補強パーツを貼付けてリブを作って行きます。
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次にリブを桁に通します。そのあとリアスパを通します。基本的にMDF製のジグをベースに位置合わせしています。注意点はいろいろありますが、ジグは所定の場所にきっちり置いて、桁は上下方向があるのできっちり置くことくらいでしょうか。ちなみにジグもCNC切り出していますが、桁を置く部分は桁外形に合わせて微妙に楕円になっています。
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リアスパの固定を。
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リブの接着には以下の発泡スチロール用瞬間接着剤を用いています。というか、翼はこの接着剤だけで作ってます。外皮もこれで付けています。位置合わせした後触らずに接着できるので便利です。右のは促進剤です。発砲瞬着は普通の物より時間がかかるので。使いすぎると熱を持って台無しになるので注意。
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あと、バルサの補強パーツやリブキャップ、後縁材は下のスプレーのりで付けてます。
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2、ワイヤとか
次に、ブレーシングワイヤを取り付けます。ブレーシングワイヤは下のベクトランを用いています。テンションは6~7kgほどです。ワイヤの固定には瞬間接着剤を用いています。これでしっかり止まります。
かなり丈夫なワイヤなのですが、今回の着水時にブッツリ切れてました・・・。・・・言いたいことはたくさんありますが、放送が終わるまでは我慢します。
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3、外皮
次に外皮を切り出します。
これもCNCで切り出しています。3次元カットをしているほとんどのチームはこの作業がとても大変だと聞いています。(ヤマハさんはNCで切り出していると聞いたことがありますが・・・ご存知の方いらっしゃいますか?)が、ドボン会は、自分1人ですべての外皮を切り出しました。といっても、勝手にCNCが切り出してくれるだけですが。非常に便利ですw
テーパカットも問題ありません。
まず、3Dのデータを作ってワイヤパスを作ります。
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外皮がの写真が無かったので尾翼外皮端材の写真を。
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で、リブにはめます。
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基本的に木材ストリンガは使用していません。理由は
1、湿気でたわむ。
2、材質が外皮と違うので風圧による曲率変化が表面にでる。
というところでしょうか?CNCなので、ストリンガの代わりに端を上の写真のようにしています。パコッとはまっていい感じです。

後縁側を切り出します。フルプランクですので。
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写真のように凝った感じになってます。
リブのしっぽ。
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外皮断面。
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はまります。
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貼ります。
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前後に分かれているのはスタイロの厚さ制限と、組み立て時における誤差吸収のためです。
ちなみに切り出し幅はスタイロ幅そのままです(910mmくらい)
切り出した後若干縮むのでそれも考慮しています。

外皮は場所によって厚さを変えています。
フルプランクなのはいろいろ理由はありますが主に
1、翼型的に
2、三角形の補強パーツ入れるならフルプランクの方が丈夫で軽い。
3、フイルムを浮かさないようにするため。
な感じでしょうか。フイルムに関しては後ほど議論を。

切り出した後のスタイロ塊。
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4、後縁材とか
後縁材は1mm厚のハードバルサを用いています。大量に木村バルサより購入し、質のいい物だけを厳選して使用しています。最近は購入内半分も使えないです・・・。
翼の長さ分を繋ぎ合わせて、スプレーのりで接着します。
その後、エポキシレジン(Z2)をアルコールで希釈して浸透させています。尾翼の希釈率は低かったので湿気に勝ってかなり丈夫で真っ直ぐなのですが、主翼は軽量化と思い若干高めにしたら湿気に少し負けました・・・。
で硬化まで下敷きに。
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このあと、薄く研ぎだします。

で、リブキャップを付けて完成。
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翼を納めると・・・狭いですw
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5、フイルムとか。
フイルムにはいろいろな考え方があると思います。
ドボン会の今回の機体では「全面接着タイプの収縮フィルム」を用いました。厚さもそこそこあります。
重さは他のチームで最も多く使われていると思われるミレファンより少し重いですが、両面テープ分を考えるとさほど差はありません。
個人的な考えですが、タイムトライアル部門の場合フイルムは多少重くても丈夫で全面接着タイプを使うべきであると考えます。
理由は
1、フイルムの軽量化なんて微々たる物。最外層にあたるフィルムがやわだと翼面加重の大きな高速機では翼の変形を招きます。言うまでもないですが、せっかく奇麗に作ってもフィルムがたわむと意味がありません。軽量化と変形による抗力増加のトレードオフでしょうか。
2、上反角が付いた場合、両面テープ部分止めのフィルムだと上面のフィルムがかまぼこ状にたわみます。良くないです。全面接着およびフルプランクだとその心配がほとんど無くなります。参考までに日大さんは本番ではのり付けしているそうです。
3、段差がほとんどない。見た目が奇麗w
といったところでしょうか。
丈夫なフイルムを使う分、収縮力も多少強くなるのでそれに見合った構造にしておく必要があります。
また、フイルムを本番前に張り替えるチームが多々見受けられますがそれもあまり好きではありません。せっかくテストフライトで調整しているのに貼り直すとバランスが崩れる可能性も考えられますので。
なので、ドボン会では初めに貼って以来フィルムは貼り直してません。持ち手すらありません(完全密封です)
接合も工夫していて、各翼はリアスパのみM3ネジ1本で固定されています。ですので、フィルムには穴がありません。こうしておくことで、組み立て解体は30分ほどで出来ます。空力的にも毎回同じ条件です。(持ち手を塞ぐ必要がありません)
まま、いろいろな考え方があると思いますが、自分の見解です。

で、使用したフィルムがこれ。
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機体をご覧になられた方は、フィルムの奇麗さを実感していただけたかと思います。自分で言うのも少し傲慢かもしれないですが、それくらい自信はありますw
唯一の難点は、貼るのにそれなりの技術が必要であるということでしょうか。特性としてオラライトに近いです。貼り方も同じでアイロンを使います。ドボン会でこのフィルムを使えるのは自分一人です。特に主翼の場合、温度を間違うとプランクを変形させてしまいますので、集中力を使います。
話は変わりますが、フェアリングにも使用しています。

一応同商品がRC用に小分けで販売されていたりもします。(商品名は違いますが)
値段は1本2万円くらいで2本セットでの購入になります。幅はいろいろあります。メーカサイトにPDFがありますので参照してみてください。

で、主翼に貼って完成!
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6、おまけ
尾翼稼働軸の話。リングが入ってます。
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真鍮製です。砲金の方が良いですが。
真鍮になったのは時間的制約です。理想は金属スリーブの上に樹脂ベアリング(オイレスとか)を使うのが良いです。樹脂だけで支えると、尾翼パイプが柔らかい場合、断面が変形し動きが渋くなります。フッ素樹脂は柔らかいので注意が要ります。金属薄肉ベアリングを使うのも手ですが、重さとのトレードオフで。

以上。長々とすいません。

by KORO






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2011/08/10(Wed)

電装の作り方。

早速コメントを頂きましたので、がんばります。

第2弾は「電装」です。
今回のどぼん会機体「PRESTO」の操舵はフライバイワイヤです。
電装はこの操舵システムの話になります。

基本構成として、ジョイスティックを用いて舵のサーボを動かすものになってます。
自分はロボット系な人なので、いろいろなマイコンで、いろいろ凝った電装にしたくなるのですが・・・
タイムトライアル部門の場合、その必要は「無い」と考えています。所詮2分のフライトです。
だから、計器は一切付いていません。
時間がなかったからとか・・・面倒だったからとか・・・ではないですよw

理由として
1、回転数計はいらない。 → パイロットが感覚的に分かるはず。もっと言えば回転数を見ながらセーブなんて生温いことはするな!漕げるだけ漕いで加速しなっ的な考えです。GTやF1にスピードメータが無いのと同じです。

2、機速計はあればいい。 → あれば良いですが、ペラを漕いで出せる速度内でどうにかなる機体設計にはしていません。参考程度に市販の風速計は付けています。

3、高度計はいらない。 → パイロット曰く3mを超えると高度はほとんど分からないそうです。(数値的な話です)目で見て、感覚で操舵の方が良い感じがします。高度計を見て2分のフライト中に割けるだけの思考の余裕があるなら漕いで操舵に集中した方が良いです。今回のフライトでも、旋回中にケイデンスが低下しています。操舵に集中することによる副作用かと思います。つまり、計器なんて見ている余裕はよっぽどなパイロットでない限り無いのでは?と考えます。

4、エルロンは・・・。 → 電装と離れますが、3番でのこともありますので。付けるなら体になじむまでテストフライトで訓練する必要があると思います。ラダーエレベータ操舵ですら相当な集中力を要しケイデンスの低下を招きます。それにエルロンが加わると・・・。

そんなところでしょうか?ちなみに本番ではガーミンのGPSを付けたので対地速度やケイデンスはログってます。
では具体的な電装の話スタート。

1、操縦桿周り。良い写真が手元に無かったのですいません。構成は右手がラダー、左手がエレベータとなってます。理由はパイロットにHLGを用いて操縦練習させていたからです。あと、勿論パイロットの好みもですが。
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2、コントロールユニット本体。防水用に毎度おなじみのタッパで。生きて帰ってきました。詳細は後ほど。
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3、バッテリ。今回はリポを使いました。バッテリは重要です。特に電流を食う高出力サーボの場合、トルク不足を起こす原因になりかねません。テストフライトではRC用ニッケル水素(下の写真)を使っていましたが、若干の力不足を感じました。重いですしねw また、今回はマイコン用とサーボ用は分けました。ニッケル水素のときに共通にしていましたが、残量の低下に伴う電圧低下+サーボの消費によって電圧が急激に低下しマイコンにリセットがかかる事象が発生したためです。安全のためには分けた方が無難でしょう。
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4、バッテリチェッカ。リポを使うならあった方がいいです。安いので買って損はしないかと。
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5、リポ充電器。AC100vとDC12vで使える物が便利です。あと、バランサ内蔵が楽です。リポを使うなら絶対バランサは使いましょう。今回はバッテリ周りはhyperionで揃えました。メーカが異なっても大きな問題はありませんが、たまに相性問題が出るみたいです。
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6、ジョイスティック。秋葉原の千石電商で購入。プレステのジョイスティックが安いですが、スティックの長さが微妙かなと。繊細な操舵の場合は長い方が。今回はHLGで使っていたプロポと近い感じで選んでみました。
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7、マイコン。mbedです。秋月でも購入できます。最近流行っています。ものすごく簡単で便利です。機能も豊富ですし、なんといってもクラウドでプログラミングなので、開発環境を整える必要がありません。ウェブブラウザでプログラミングしてコンパイルするとローカルにファイルが落ちてきます。それをUSBメモリとして認識されたマイコンにドラック&ドロップでおしまいです。ライブラリもオンラインで豊富です。MACでも何ら問題ありません。自分もMACでやりました。一度google先生で調べてみてください。マイコンをかじったことのある人なら感動するはずですw
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8、マザーボードとか。手抜きですw。単純に家にあったから。マザボは☆board Orangeです。スイッチサイエンスやきばん本舗で購入できます。あと、緑の基板はタクトスイッチとレギュレータ、ケーブル接続用です。
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9、今回使用したサーボ。ピルクスの苺サーボです。販売時に予約して買っていた物です。シリアルサーボで鉄ギヤ、アルミ削りだしケースです。ギヤとケースは重要です。歯欠けもそうですが、ケースが軸を受けているので丈夫でないとトラブルの原因になります。トルク、速度ともにこのレンジでは恐らく1番です。KONDOサーボと通信仕様が微妙に違います。IDとデータでパリティが変わるという変な仕様ですが、我慢しましょう。あと、高速でON、OFFすると壊れる可能性があるので注意しましょう。メーカに問い合わせましたが・・・。
様々なゲイン調整や温度、動作角度の取得も出来ます。
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10、動作など。電源を入れて2秒後にサーボをONにしています。理由は電圧低下でマイコンに高速リセットがかかった場合、サーボを壊す可能性があるからです。
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タクトスイッチを使って各パラメータの調整を行います。精密ポテンショメータというのもありですが温度でシフトするので、今回はデジタルで行いました。
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設定項目は以下のようになっています。
エレベータ:オフセット、アップ制限角度(今回は15°)、ダウン制限角度(10°)、サーボ(Pゲイン、Dゲイン、デューティーオフセット)

ラダー:オフセット、右制限角度(今回は20°)、左制限角度(20°)、サーボ(Pゲイン、Dゲイン、デューティーオフセットオフセット)

モニタ:ジョイスティックオフセット(毎回設定)、SDカードログ(舵角度とかいろいろ)、テレメトリー、サーボ角度、ジャイロなど

こんな感じです。パラメータデータはマイコンのUSBメモリ領域に保存しています。サーボのゲインや角度、デューティーオフセットに関してはサーボ本体にも保存しています。各パラメータはその場でパソコンを使用せずに変更できるようにしています。毎回プログラムを書き換えていると時間の無駄です。あと、mbedの場合ネットが必要なので。サーボのゲイン等を変更できるのはかなり重要だと思います。収束速度や発振の制御が自由に出来ますので。尾翼みたいな慣性のそれなりに大きい物を動かすときにはその辺のRC用サーボは良くないです。

苺サーボをmbedで動かす場合、プログラミングに若干の注意が必要です。一応参考までにコマンド送信のコードを以下に書いておきます。パリティを帰る場合ボーレートも一緒に記述しないとこのライブラリの場合駄目みたいです。ソースコード必要ならコメント欄にでも要望をば。

IDが0x00のサーボに角度指令を送る場合。
sdata[0]=0x00;
sdata[1]=com;
sdata[2]=data>>8;
sdata[3]=data&0xFF;
sdata[4]=sdata[0]+sdata[1]+sdata[2]+sdata[3];
es.baud(rate);
es.format(8,Serial::Forced1,1);
es.putc(sdata[0]);
es.baud(rate);
es.format(8,Serial::Forced0,1);
es.putc(sdata[1]);
es.putc(sdata[2]);
es.putc(sdata[3]);
es.putc(sdata[4]);

11、コネクタ
サーボ電源&信号線。電源はラダーエレベータ共通にしました。その分太い線を。コネクタは4端子で一つにしてラダーエレベータの接続間違いを無くしました。あと言うまでも無いですが、ロック機構付きのコネクタにしましょう。コネクタはすべて千石で購入。
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バッテリコネクタ。
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ジョイステックコネクタ。一つにまとめたかったのですが、まあ諸事情あって分けてます。
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尾翼付近。
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尾翼機構。桁を中心に回るようになっています。テールに接続する時はほぞが付いている金具なのでネジ2本とコネクタを繋ぐだけで終わりです。リンクまわりはRC用です。注意点はピロボールは固定のネジが出ている物ではなく別のネジで止められる物にしましょう。応力集中して折損する可能性があります。実はネジもリンクシャフトもすべてチタンですw
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12、ケーブル。写真は無いです。サーボ配線用ケーブルはシリコンケーブルです。高いですが、良い物を使わないとロスが大きいし断線の可能性も高くなります。秋葉原の高架下にあるオヤイデ電気で買いました。勿論単線は絶対NGです。こういう細かなところで差が出てきます。

13、おまけ。
ジャイロ。操舵からの応答性評価に。
d19.jpg

無線ユニットw。人力RC飛行機に出来ます。一応パイロットの操舵が優先されるようになっています。
無線ユニットにはXbeeProを使ってます。公称日本版ファームで750m飛ぶみたいですが、実験したところ見通し400~500mといったところです。まあ、大利根では十分ですねw
d20.jpg



電装は2日くらいで作ったので、大分手抜きですが参考になればと思いマス・・・。
あと、個人的な考えですが、電装系はパイロットの『機体への信用度」に直結しますのでトラブル無きようにすべきですね。パイロットが不安に感じると、本番の操舵に影響します。恐らく。
トラブルが起きたらその後のリカバー(パイロットへの精神面を含めて)も大切かと。
散漫な感じになりましたが・・・何か抜けていたり疑問点、知りたい点あればコメント欄へお願いします。

疲れたので、以上。

by KORO


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2011/08/09(Tue)

プロペラの作り方。

考えてみれば、機体の作り方についてあまりアップしていない・・・と思いまして。

ということで、第一弾は「プロペラ」について。
今後「翼」「電装」「コクピット周り」「フェアリング」などについて書こうかと思いますが・・・力尽きると思いますので、知りたい方がいましたら要望をコメント欄にでもよろしくお願いします。

ではスタート。

1、ペラを設計して、メス型3Dデータを作ります。で、ツールパスデータも。
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2、ケミカルウッドを購入し、CNCにセットします。今回は「http://www.minaro.com/wood/」で購入。カットも面倒なのでお願いします。使ったのはこれ「http://www.c-wood.com/SHOP/SS1500500100.html」
耐熱温度が低いですが、100度でも大丈夫みたいです。
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3、削ります。はじめに荒削り(等高線加工)
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4、仕上げ(等ピッチ加工)。トータル24時間ほどで型の切削は終了です。
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5、メス型の完成
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6、型の表面処理。目止めのために2液ウレタンプラサフを吹きます。
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7、微調整。
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8、1時間ほどがんばってつるつるにした後、ケムリース(GHクラフトより購入)で離型処理。
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9、上下面の型完成。
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10、サンドイッチ材の切り出し。今回は1mm厚バルサを使いました。お金と時間があるならロハセルとかの方が良いです。バルサの場合、プリプレグの樹脂を吸いすぎて微妙です。
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11、プリプレグの積層開始。今回は諸事情により表面-マイクログラス>3K平織りカーボン>バルサ>3K平織りカーボンな構成です。表面のマイクログラスはピンホール削減のためです。
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12、真空引き。
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13、炉に放り込む。パソコンでヒートガン*2を制御しています。設定した温度プロファイル通りに加熱して行きます。
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14、外皮完成。
p19.jpg

15、桁とリブを配置します。リブは端はカーボン、中間は航空ベニアです。桁は写真のカーボンリブまでです。
先端のリブは無くしました。着水しても外皮は無傷でしたw 桁は根元で折れましたが。
p20.jpg

16、上下面外皮をカップリング。缶入りEセット(エポキシ接着剤)でくっつけます。Eセットは缶入りを使いましょう。チューブ入りは良くないです。接着剤はいろいろ試しましたが(ブレニーとかw)缶入りEセットが一番良いと思います。
手元に写真が無いのですいません。

17、塗装。下地はウレタンプラサフ。上は過去の塗装の話を見てください。

という感じでペラを作りました。型についてですが、やはり今回のケミカルウッドでは2枚が限界みたいです。予算と時間の都合でこのケミカルウッドを使いましたが、プリプレグレイアップ用のがあるのでそれを使うと間違いないです。
CNCで作っただけあって、パテ無しで奇麗な仕上がりとなりました。
以上。

by KORO




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2011/08/07(Sun)

鳥コン!2011夏!

DSC_7545.jpg
木曜に現地入り。
トレーラー、11時間かかったようです。。。
道中、トレーラに書かれた落書きを見たトラックの運ちゃんが「GOOD LUCK!」って。

DSC_7552.jpg

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機体審査とか。
飛ばすの勿体ないって言っていただけましたw

DSC_7584.jpg
守り神。

DSC_7591.jpg
天気が心配でしたが、当日の朝はなんとか。

DSC_7640.jpg
当日、どぼん会メンバーが3倍以上になりましたw

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ドキドキですね!

DSC_7622.jpg
カッコいいでしょ!

DSC_7621.jpg
現地でデザイン&プリントしてペタッとw

DSC_7607.jpg

DSC_7598.jpg

DSC_7643.jpg
移動~

DSC_7648.jpg
風車の会さんのテイクオフをダミーとして参考にw


dobon.png

いよいよ!


フライトの様子は8月19日19時から!
乞うご期待!


DSC_7660.jpg
フライト後のパイロット。

DSC_7665.jpg
食べ過ぎ注意だよん。


byころすけ

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